今回の工事は、このお客様のお兄さんに昔から良く御仕事を頂戴して居り、
前回はアンペアー変更工事をやらさせて頂き、今回はレンジフード交換を御依頼され、
今回久々に映像撮りながらやってました。
ですが、外部の写真、動揺して取り忘れたのです。
何故かと、旦那様からのご依頼、最初はやらないかも知れんが、
見積もりが欲しいと、先ずは御見積だけでした。
所が突然、いつヤレル?っと文言が変わり、
私の現在の予定含め何日か候補日を上げさせて頂きFAXでと言うのでFAXで打診。
5日経っても返事無く、私もスケジュール厳しいノで、更に1週間延びた予定を打診。
その時は翌日に返信が来て工事日決定。
いつもだと、元気なお声で仕事頼むぞ!って電話頂くのだが、、、、。
実際、工事日にお伺いしてご挨拶。
んっ?
旦那さんが居ないらしい。
いつもなら、隣に立って、色々話し掛けながら作業するのだが、、、。
ちょっと張り合い無いなぁ。
完了写真は最後、外部から撮ろうと思い、奥様に完了確認と仕上がりを見て貰う声掛け。
っと、その時に、奥様
「イヤ、旦那居なくて御免ねぇ」
「実は4年前に癌見つかって、モッテ2年って言われてたのが、
先月、急に様子おかしくて、病院連れて行ったら翌日から本当に動けない位弱ってしまって」
「病院の先生曰く、脳に癌が転移して末期だと。」
「今年の正月迄、、、、、難しいっていわれた」
「脳の中で何処か癌で破ければ一発で駄目らしい」
そんなお話し聞かされ、確かに急に工事って仰有られたこと、
珍しいし、余りにも急で、、、、不思議に思って居たことを伝え、
奥様が言うには、未だに本人は末期癌も知らず、
そんな会話で現場を後にして、
旦那さんの元気な顔と声を思い出しながら帰途に着いて、
すっかり外部の写真は忘れてしまったのでした。
何だか、ショックな、、、、、